市内在住の映画作家・園田新さん(40)が監督を務めた「リバースダイアリー」。海外映画祭で受賞し、東京での公開を盛況の内に終えた。6月22日(金)にイオンシネマ茅ヶ崎で県内初上映を控える園田さんを取材した。
自身のオリジナル脚本の映画化は10年ぶり。製作・脚本・監督・編集を兼務し、自己資金とクラウドファンディングで完成させた。ストーリーは、登場人物の感情が複雑に絡み合い、視点の変化とともにラブストーリーからサスペンス、スリラーに変化するもの。「運命のいたずら的要素を盛り込み、『現代人の孤独感』を忍ばせつつエンターテイメント作品に昇華した」
主人公の男性は湘南地域に住む設定で、撮影も江の島や藤沢市内の商業施設などで行った。自身は小学生の頃から鎌倉、藤沢に住み、2000年に茅ヶ崎へ。現在も茅ケ崎駅前のカフェを転々として脚本を書き、市立図書館で作品の参考資料を調べることもあるという。
6月22日舞台挨拶も
自作の茅ヶ崎での上映は今回が初めて。「日常的に観に行く映画館で自分の作品が流れるのは、不思議な感覚だがうれしい」
「ロンドンフィルムアワード」最優秀作品賞(長編部門)のほか、海外映画祭で8つの賞を獲得した同作は、22日にイオンシネマ茅ヶ崎で午後7時から上映(15分前開場)。上映後には、園田さんと出演者による舞台挨拶を予定している。第7回茅ヶ崎映画祭参加作品。チケットは1800円。同館劇場窓口とオンラインで販売中。問い合わせは同館【電話】0467・57・1000へ。
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