湘南ベルマーレユース所属の柴田壮介君(17)=十間坂在住。U―17日本代表に初選出され、7月に「第22回国際ユースサッカーin新潟」に出場した。今シーズン、ベルマーレで2種登録となり、トップチームの試合でデビューを果たすなど、躍進を続ける柴田君を取材した。
「とにかく熱くなった」。A代表と同じサムライブルーのユニフォームに初めて袖を通した柴田君。大会数日前に集まった代表メンバーは、自身を含めて初召集の選手が多かったといい「チームを引っ張ろう」と決意。MFのダブルボランチのポジションで、国内外の同世代の強豪と戦った。
初戦のメキシコ戦、3戦目の新潟選抜戦ではスタメン出場。2戦目のクロアチア戦では後半途中から出場し、終盤はキャプテンマークを巻いてプレーした。「海外選手の力に驚くことなく向かえた。苦しい時間もあったが、皆で粘り強く戦えた」。3連勝を収め、日本代表の2連覇に貢献した。
ベルマーレでの経験が力に
「代表戦では、ベルマーレのトップチームでの経験が力になった」。今年3月、高校生プレーヤーがJリーグの公式戦に出場できる「2種登録」に。梅田中時代からユースチームに所属してきた中、「早くトップチームの試合に出たい」という目標が叶った。
同月のV・ファーレン長崎戦に途中出場しデビュー。「ピッチに立つと不思議と緊張しなかった」と振り返るが、続く試合で経験した先発出場では「実力不足を実感した。努力していかないと」。
今年4月からは通信制の高校に在学。練習に専念する環境を整え、主にユースチームで磨きをかけている。「トップチームで活躍し、いつか海外でプレーしたい」。笑顔を見せ、夢を追い続ける。
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