カツオジャパンの存在を知ったのはつい最近。「面白いやつがいる」。以前インタビューさせてもらったアーティストがそう教えてくれた。
会社員だった彼が“カツオジャパン”と名乗り、選曲家デビューをしたのは2011年。震災で日本中が自粛ムードだったこの年に40歳の誕生日を迎えた彼は、「おこがましいですが」と前置きをして、「音楽で元気を届けたかった」といい、己の将来へのチャレンジを重ねてスタートを切った。
DJではなくて選曲家。これは譲れないこだわり。バブル絶頂の80年代に青春を過ごし、バンドを組んでボーカルを担当するなど、その時の音楽シーンを色濃く肌で感じてきた。人生の節目には必ずヒット曲があって、音楽を通して思い出などを共有したいと、ダンスミュージックを中心とするDJではなく、“選曲家”として音を届けるのだ。オーディエンスからのリクエストを選曲に反映させるスタイルで、彼がマイクを握れば異様な盛り上がりもみせるという。
今年4月には、イタリア ミラノでワンマン4時間イベントを敢行。大勢の観衆が体を揺らした。
NO MUSIC NO LIFE。「野望はでっかく東京ドームワンマンです」。最後は最高のキメ顔で締めてくれた。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|