横浜アリーナで熱唱するＹＯＮＣＥさん（撮影：Shun Komiyama）
茅ヶ崎市元町出身のＹＯＮＣＥ（ヨンス）さん（27）がボーカルを務める６人組ロックバンド「Ｓｕｃｈｍｏｓ（サチモス）」が、大みそかの第69回ＮＨＫ紅白歌合戦に初出場する。同市出身のアーティストが紅白に出場するのは、加山雄三、尾崎紀世彦、桑田佳祐（サザンオールスターズ）に続き４人目。
幼少期からバーを営むおじの影響を受け、音楽に触れてきたＹＯＮＣＥさん。梅田中学校時代からギターをはじめ、音楽にのめり込んでいった。
２０１３年、音楽好きの気の合う仲間とともにバンドを結成。15年のデビュー後は、高いサウンドアレンジ力とＹＯＮＣＥさんが持つ独特の雰囲気とハイトーンボイスで一気に人気に火がついた。
メンバー全員が神奈川育ち。11月24日、25日に横浜アリーナで行われた凱旋単独公演でＹＯＮＣＥさんは何度も「横浜！」と叫び、喜びを爆発させた。また、バンド結成当初から公言してきた“横浜スタジアムワンマンライブ”を来年９月８日に行うことと、来春にアルバムリリースが控えていることを発表し、会場を沸かせた。
地元ファンから喜びの声ぞくぞく
デビュー時からのファンという和田康太郎さん（19・東海岸）は「すごい」と興奮を隠せない。横アリに参戦した内田勝巳さん（53・御菓子司村田屋）は「地元・茅ヶ崎元町商店会は全面的に応援しています。いつか茅ヶ崎でのライブも期待しています」と話した。
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