優れた予防業務に取り組む消防本部を表彰する「第3回予防業務優良事例表彰」で、茅ヶ崎市消防本部(小澤幸雄消防長)がこのほど、「放火の抑制に係る官民連携の取り組み」で優秀賞を受賞した。
全国の消防本部を対象に2016年度に創設された賞で、今回は56団体の応募があり、14団体が受賞した。市消防本部は、過去10年間の火災原因で最も多い放火・放火疑いを防ぐため、18年4月から予防課を中心に放火の疑いのある火災が発生したその日中か翌日までに、現場周辺の200から500世帯に火災の疑いがあったことなど防火を啓発する住宅訪問を実施したことが評価された。この結果、例年に占める放火火災の割合が県平均を下回り、初めて全体の20%以下となった。
予防課の森田学課長(54)と岡田伸雄さん(41)は「住民とさらに密なコミュニケーションを図り、火災件数を減らしたい」と話した。
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