茅ヶ崎市は6月19日、市職員の風疹(ふうしん)抗体検査を県内市町村では初めて実施した。対象は、集団接種など公的な風疹の予防接種の対象外だった1962年4月2日から79年4月1日に生まれた男性職員497人(39歳から57歳)。庁舎内で一斉に行うことで参加率を高める狙い。19日の検査開始直後、69年生まれで対象となる佐藤光市長も参加し「それぞれ出来ることから始めてほしい」と話した。結果は後日郵送され、抗体の無い職員には接種を促すという。
今年に入り市内では風疹の罹患が8人発生している。いずれも男性で、30代から40代が半数を占めた。風疹は感染力が高く、妊婦が感染すると胎児が先天性風疹症候群になる可能性がある。国は今年から、同期間に生まれた男性を対象に無料の抗体検査と予防接種を実施。茅ヶ崎市は5月末に、市内在住の対象者3万3221人に無料クーポンを郵送している。
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