茅ヶ崎市出身のフリーライター村瀬秀信氏(44)が先週のセリーグに続き、本日同時に開幕するパリーグを「ズバリ」予想する。
大混戦のパリーグはリーグ2連覇中の西武を優勝予想。「密を回避しなければいけない今、ドームでありながら構造上、密にならない球場を本拠地とする山賊たちに分があるのでは」。毎年のように主力がメジャーリーグや他球団に移籍してもリーグ連覇を果たし「出しても出しても次が育つ」と太鼓判を押す。コロナ禍、SNSでファンを盛り上げた主砲・山川選手をキーマンに挙げ「西武第2球場で声を出して盛り上げる1年目の選手が山川選手だった。それ以来、私は山川に夢中」と思いは人一倍。
圧倒的な戦力を誇る昨年の日本一・ソフトバンクを2位に。先発だけでなく中継ぎ、クローザーまで盤石な投手陣の体制を高く評価。中でも村瀬氏が期待を寄せるのが2年目の杉山投手。「千賀投手に弟子入りして覚醒する可能性は十分。グラブの刺繍が『世界遺産になる』と不思議なところも魅力的」と話す。また今年、支配下登録された砂川リチャード選手の存在も「面白い」。
「今年はゴールデンイヤーなので何かが起こる」と3位はロッテ。2005年、2010年はクライマックスシリーズで下克上を果たし、今年はソフトバンクから福田選手、東北楽天から美馬投手が加入したほか、ドラフト1位ルーキー佐々木朗希投手、そして阪神を自由契約になったベテラン鳥谷選手などを獲得した。「5年ごとに奇跡を起こしてきた年。勢いに乗ったロッテは怖い」
4位は楽天。今年はメジャーリーグから牧田投手、ロッテから涌井投手、鈴木大地選手らが加入。「もう合併当初の面影すらない強力なチーム」と期待も、秋の寒さが響き下位予想。
5位にはオリックス、6位に日本ハムを続けたが、「パリーグはどこも強い。どの球団もセリーグ党としてはうらやましいぐらいスカウティングが本当にうまい」と称賛した。
2週に渡り、村瀬氏に今年のプロ野球の行方を占ってもらったが、「順位予想はトークショーでも毎年必ずやるけれどまず当たらない」と話すが果たして結果は。プロ野球ファンが例年以上に待ちわびた2020年ペナントレースが幕を開ける。
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