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茅ヶ崎・寒川 教育

公開日:2021.01.29

育てたお米を地域へ販売
浜之郷小学校

  • 校門前で販売する児童

 浜之郷小学校の5年生児童が1月中旬、隣接する水田で育ててきた米の販売会を実施した。

 1月15日には5年3組の33人が、近隣住民に対し、各2合の米を販売。用意した66袋が開始から1時間で完売した。

 参加した米谷桃歌さんは「自分たちで育てたお米は、いつもよりもおいしく感じられた。販売までできて、いい経験になりました」と振り返った。

 浜之郷小学校は毎年、周辺農家の協力を得て米作りに挑戦する「田んぼ塾」を実施してきたが、今年は新型コロナの影響で、当初中止となっていた。

中止一転、工夫し実現

 だが児童らによる「お米を作りたい」という思いを農家が受け取り、児童が密な状態にならないよう工夫を施して昨年6月に田植えを実施。その後、草取り、稲刈り、天日干し、脱穀、籾(もみ)すりいった一連の行程を経験してきた。

 田んぼ塾の鈴木國臣さん(78)によると、田植えや稲刈り体験は一般的だが、販売体験まで行う学校は少ないという。「昨年から多くのイベントが中止となり、児童らのお米づくりにかける思いも強かったと思う。おいしいお米ができてよかった」と話した。

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