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茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2021.04.23

絶滅危惧の白い花咲く
通称「ナンジャモンジャの木」

  • 小さな白い花が雪のように見える

 晴れた空の下、雪が積もったような不思議な木。「あの木はなんじゃ?」転じてナンジャモンジャ――。甘沼の成就院でヒトツバタゴ、通称ナンジャモンジャの木が見頃を迎えている。ヒトツバタゴはモクセイ科の落葉広葉樹。国内では自生地が限られ、絶滅危惧種の指定を受けている。同院では2003年に移植された。今年は10年前に同木から株分けした若木も花を付け、境内を一層華やげている。

 今年は例年より開花が早く、4月末頃まで楽しめる予定。鳴海善通住職は「気軽に足をお運びください」と呼びかけた。

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