(PR)
芸能人のお葬式「今は昔」
記者―先日、俳優の田村正和さんが先月亡くなっていたとニュースがありましたね。今日は「芸能人葬、今は昔」と題し、メモリアルホール「美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表と話をしました。
代表―5月18日にご逝去の一報が流れていましたが、先月の3日にご逝去されていたのですね。葬儀はご親族で執り行ったとされていますから「家族葬」だと思います。さて、田村正和さんは「阪妻」の愛称で親しまれた阪東妻三郎さんの三男です。お父様とお兄様(田村高廣)は京都の二尊院のお墓で眠られています。日本では長男が墓守を継いでいきますから、三男の正和さんはご自分でお墓を用意する必要がありますが生前に横浜市の郊外に用意していたそうです。
話は変わりますが、「俳優」という職業は「自分」ではなく「役」で生きるものなのだとつくづく感じます。田村正和さんは人前で食事をしないなど徹底していたそうですが、俳優の渥美清さんも「死んでいくのは田所康夫であって、渥美清でも『寅』でもない。絶対に『寅』の墓は作るな」と言い残しています。やはり葬儀が終わるまで逝去は伏せられていましたね。
早いもので、私が葬儀業界に入ったのが1985年です。その当時はバブル初期で景気が良い時代でした。あっという間にすべてのものが派手になり、霊柩車は金色のキャデラックになり屋根には大きな龍が乗り、お寺の山門から本堂までは花輪が並んだものです。
今から思えば昔の事になります。芸能人の葬儀も本当に派手でしたね。裕次郎さんやひばりさんの葬儀やお別れ会に出かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。「美空」も母が美空ひばりの大ファンだったからです。その母も数年前「美空」から旅立ち、大きな美しい空へ帰ることができました。
光る竹から見つかったかぐや姫はすくすくと育ち、やがて月に帰ってしまいます。きっとあっという間に感じたことでしょう。
それぞれの帰り方はあるのかもしれませんが「派手」や「見栄」ではなく、家族で暖かく見送るのが「美空」のスタンダードです。
記者―湘南シークロスにある「美空」は無料葬儀式場だ。火葬式は14万3千円。一日葬は26万4千円。家族葬は33万円から自由に利用できる。心配な人は相談してみよう。
■(株)平和堂典礼【フリーダイヤル】0120・59・6999
|
|
|
|
|
|
|
<PR>