茅ヶ崎・寒川 トップニュース教育
公開日:2021.07.09
茅ヶ崎市
小学校向け防災教材作成
地域ごとのリスク紹介
小学校の授業で活用できる、市防災対策課が作成した教諭向けのオリジナル教材『自然災害から人々のくらしを守る』が広がりをみせている。地域ごとの災害リスクなどがまとめられており、同教材を使用した教諭からは、「大変充実した授業ができた」との声が届いている。
始まりは今年2月。鶴嶺小4年の担任から市防災対策課にかかってきた1本の電話だった。
学習指導要領が改定され、自然災害と防災について子どもたちに学ばせるためのさまざまな事項が新たに盛り込まれ、昨年から小学校は全面実施となっている。これを受け、「良い教材はないか」との相談だった。
同課では、すぐに資料作成に着手。市内で起こり得る災害リスクを「津波・液状化・川の氾濫・土砂災害・大規模な火事」の5つとし、これらを組み合わせて該当地域に特化した内容の教材を作り上げた。
もともと鶴嶺小の教諭は、専門家として市担当者を講師に招き授業を行うことを希望していた。しかし、コロナの影響もあり断念。そこで、まずは教諭向けに教材の使用方法をレクチャーし、後日、担任が子どもたちに授業を行なった。
鶴嶺小向けの教材は、「津波・川の氾濫・大規模な火事」をピックアップ。イラストや写真を多用し子どもでも分かりやすい内容で、教諭用には授業の進め方のアドバイス等も記されていた。
同課によると、新年度になり各校からの問い合わせが増えているという。「子どもたちの防災知識向上に向け、協力してやっていければ。気軽に相談してほしい」と話している。
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