茅ケ崎養護学校が、ICT機器を活用した新たな取り組みを開始した。教員がタブレット端末を持ち学校外へ出かけ、校内にあるモニターと中継する「リモート社会見学」だ。リアルタイムで見聞きしたり質問もできることから、感染症予防はもちろん、車いすなどを利用していることで活動範囲が限られる児童・生徒に新たな学びをもたらすことが期待される。
仕事の裏側も紹介
初の実施日となった9月29日は、肢体不自由部門小学部3年生クラスと、東海岸北のアイス店・プレンティーズを中継。小川和豊教諭がタブレット端末を持ち、撮影しながら店内の様子を実況した。また、社会体験研修のため現地で働いている同校の尾関優希教諭とつなぎ、商品包装などの仕事をバックヤードから紹介。尾関教諭が商品を作り上げる様子に、児童から「先生すごい」と歓声が上がった。
さらにプレンティーズの長谷川裕代表への質問コーナーも。「秋限定のアイスはありますか」「おすすめのアイスは何ですか」といった質問が投げかけられた。
尾関教諭は「外の世界を知る良い機会になったと思う。お店に行って地域交流するきっかけにもしてもらえれば」と話した。同様の授業は今後も継続していく。
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