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まちなかに「本棚」を 市内有志が新プロジェクト

コミュニティ文化

掲載号:2021年10月22日号

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(左から)堤さん、大西さん、石塚さん
(左から)堤さん、大西さん、石塚さん

 茅ヶ崎在住の3人が、地域の中に本に触れられる場所を作ろうと「まちなか本棚プロジェクト」を始動した。書店が無くなったり電子書籍が普及する中、手にとれる本の魅力を次世代へとつなげたり、読書を通して人と人をつなげることが目的だ。

 プロジェクトの中心は石塚和人さん、大西裕太さん、堤健一郎さんの3人。いずれも自他ともに認める「本好き」だ。期間限定のブースを市内各所に設けながら、3人が所有する本を販売したり、本同士を交換できる場をつくっていく。

 初回は11月3日(水)に、新たにオープンするBRANCH茅ヶ崎3(浜見平)内で実施。地域向けのマーケットを開催してきた「BRANCHマルシェ」が協力する。

書店減少に寂しさ

 発起人の一人、石塚さんは「始業式前には教科書を読み終えていた」というほどの活字好き。まちの書店が減少している状況に寂しさを感じていたところ、全国を旅しながら本を販売する「放浪書房」と出会った。今年6月にはBRANCH茅ヶ崎2に訪れていた。

 都内に勤める石塚さんはコロナ禍以降、在宅ワークが増加し「地元でも何かしたい」という思いが強くなっていた。そこでコワーキングスペースチガラボ(新栄町)で「移動式の本屋さん」を提案。賛同したのが大西さんと堤さんだった。

会話のきっかけに

 大西さんは、うつと休職を経験。現在はキャリアカウンセラーとして活躍する。

 多忙だった会社員時代、「家に帰る前に書店に立ち寄る」ことを習慣としていた。「もっとまちのあちこちに本棚があれば」という思いが、石塚さんと共鳴した。

 大西さんは今年6月から、チガラボ内で本をきっかけとした会話の場づくりを目的に「話せるシェア本屋とまり木」を開始。今回のプロジェクトでも、「本を介したコミュニケーション」を大切な柱としている。

情報発信も

 もう一人のキーマンである堤さんは、柳島海岸出身。子どもの頃は西浜高校近くにあった書店によく通っていたという。

 石塚さんと同じく在宅ワークが多くなったことを機に地元で「本に触れられる場所」が少なくなっている状況に改めて気が付いた。今回のプロジェクトでは、本職のウェブマーケティングの知見を生かしつつ、情報発信も積極的にしていきたい考えだ。

 こうした3人の思いを「NPO法人湘南スタイル」(渡部健代表)が、BRANCHを運営する(株)大和リースとつなぎ、企画が実現した。石塚さんは「地域で本が循環し、本をきっかけに交流する。そんな場所を作っていきたい」と話す。

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