アレセイア湘南高等学校(富士見町)でこのほど、架空のまち「未来茅ヶ崎市」の市長を決める模擬選挙が行われた。
市選挙管理委員会からの呼びかけを受けた同校が、総合学習の時間を利用して2年生を対象に実施したもの。
選挙には生徒1人、教師2人が立候補。まず2月17日には「候補者」による演説や選挙公報の公開が行われた。
投票日は1週間後の24日。校舎内に設けられた投票所では、実際の記載台や投票箱が使用され、開票や集計作業も本番さながらに行われた。
茅ヶ崎市在住で、7月の参議院議員選挙前に18歳となる小山可南子さんは「主張にはそれぞれいい部分があったが意見をはっきり言い、主張が分かりやすかった人に投票した」とし、三浦愛海さんは「思っていた以上に投票がスムーズにできた。実際の選挙前にこのような体験できてよかった」と話していた。
投票の結果、未来茅ヶ崎市市長に選ばれたのは金綱泰史さん。税制優遇による企業誘致の促進やゴルフ場の空きスペースを活用したキャンプ体験会の開催といった観光振興策を提案した。「当選」を受けて「人前で話すことは苦手で、演説の時もうまく話せなかったが、伝えたい部分を理解してもらえたと思う。生まれ育った茅ヶ崎がもっといいまちになるように自分なりに考えていきたい」とした。
授業を担当した宮崎大将教諭は「いざ選挙となった時に、自分なりの選択ができるように、自覚を持って過ごしてほしい」と話していた。
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