茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2022.07.08
「茅の輪くぐり」で無病息災
第六天神社で「夏越の大祓」
十間坂の第六天神社(櫻井明彦宮司)で6月30日、正月から半年間のけがれをはらい、残り半年の厄よけや健康を祈る神事「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が行われた。
祭儀には総代をはじめ、役員らが参列。人の形に切った和紙「形代(かたしろ)」で全身を撫でた後、3度息を吹きかけて半年間の穢れをはらった。
境内に設置された直径約3mの「茅の輪」をくぐった女性は「連日、30℃を超える暑さで、すでにバテている。コロナや熱中症に負けず、夏を健康に過ごせるように訪れた」と話した。
櫻井宮司が兼務する新栄町の厳島神社と同神社では、先代の約70年以上前から宮司や役員らが茅の輪を手づくりしている。かつては裏手の千ノ川から茅を調達していたという。
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