茅ヶ崎市を中心に活動する「混声合唱団蕾」が、6月5日に海老名市文化会館で開かれた「第69回湘南合唱祭」で理事長賞を獲得した。これまで何度か参加してきたが、賞を受賞するのは設立以来、初という。
同祭には厚木・海老名・秦野など湘南合唱連盟に所属する37団体が参加。感染症対策のため3部構成で実施された。今回は講師が推薦した7団体に講師賞、講師と理事の推薦により6団体が理事長賞を受賞した。
「丁寧につむいだ」
当日は竹内まりやさんの「いのちの歌」と、同団のピアニスト首藤有紀さんが作曲したヴォカリーズ(一つ以上の母音を使って歌う歌詞のない)の曲「プロローグ〜蕾〜」を合唱。指揮者の杉山茂行さんは「本番の歌を聴きながら、みんなが曲をとても丁寧につむいでいたと感じました」と感想を述べた。
結果は後日メールで送られ、団員にはチャットアプリでの報告になったが、驚きや喜びの声が上がった。
同祭に備えて3カ月前から月2回、市内での対面や、オンラインで練習してきた。杉山さんは「コロナ流行以降、発表の場がなかったのでみんなで練習してきたことを出せるだけでうれしかった」と振り返った。
同団体は2010年、当時市内在勤だった杉山さんが「東京で学んでいることを次へ伝えたい」と1人で立ち上げ、現在は18人が所属している。
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