神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2022年9月23日 エリアトップへ

「茅ヶ崎サッカーの父」を追悼 柳島スポーツ公園で「三村格一さんを偲ぶ会」

スポーツ

公開:2022年9月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
献花する奥寺康彦さん
献花する奥寺康彦さん

 茅ヶ崎サッカー協会の前名誉会長で、今年2月に90年の生涯を閉じた三村格一さんを追悼する催しが、このほど開かれた。三村さんは選手としてメルボルン五輪に出場したほか、東邦チタニウムサッカー部の監督を務めるなど指導者としても活躍。また茅ヶ崎サッカー協会の設立に携わるなど、地域での競技普及にも大きな足跡を残した。

 8月27日、柳島スポーツ公園で開かれた同協会主催の「偲ぶ会」には、三村さんの薫陶を受けた多くのサッカー関係者が出席。追悼のメッセージを寄せたほか、スタンドに設けられた献花台に花を供えた。

 クラブハウスではメルボルン五輪に出場した際のユニフォームなど、三村さんゆかりの品が数多く展示された。

若き才能の開花に尽力

 三村さんは1931年、東京生まれ。東京都立第八中(現小山台高校)でサッカーを始め、中央大学を経て54年に東邦チタニウム入社した。

 56年にメルボルン五輪の日本代表に選出。現役引退後は東邦チタニウムサッカー部の監督として、関東サッカーリーグで優勝4回、日本サッカーリーグ2部昇格へと導いた。

 またドイツブンデスリーガで活躍した奥寺康彦さんの才能を見出し、育てたことでも知られる。「偲ぶ会」には奥寺さんも参列。「三村さんから学んだことがサッカー人生でつねに生きていた」と振り返った。

 地域では、73年の茅ヶ崎サッカー協会設立にも尽力した。少年リーグを発足させるなど、競技力の向上に取り組んだほか、88年から17年間、会長を務めた。同協会の関根泰久会長は「三村さんはいくつになってもサッカーへの情熱が衰えることはなかった。その思いをこれからも引き継いでいきたい」と話した。

生前の三村さん=家族提供
生前の三村さん=家族提供
ゆかりの品も展示された
ゆかりの品も展示された

茅ヶ崎版のローカルニュース最新6

5日に無料ビーチライブ

PEACEFULEASY FEELING

5日に無料ビーチライブ

豪華アーティストが出演

4月25日

バロック室内楽を楽しむ

バロック室内楽を楽しむ

くすやまホールで5月11、12日

4月24日

多才な開高健に迫る

多才な開高健に迫る

4月27日から企画展

4月23日

玉泉水墨画会展

玉泉水墨画会展

5月8日から文化会館

4月22日

「本当の価値」提供したい

「本当の価値」提供したい

株式会社グローブ企画中川信義さん(54)

4月19日

21日午後から交通規制

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook