「kiwakitchen」(萩園1730の1)は、菓子製造を許可された市内でも珍しい会員制レンタルシェアキッチン。現在、市内外の6人の女性会員が活動し、それぞれが子育てや家事の合間を縫いながら自身の夢に向かって熱心に取り組んでいる。
「勇気を出して一歩を」
グルテンフリーのクッキーなどを提供する「Hako,s」の煤賀葉子さんは、同キッチンのオーナー早田希和子さんと知り合いだったことから会員になった。元々は自身で教室を開いていたが、「商品として販売したい」と同キッチンを活用するように。煤賀さんは「何か始めたいと思う女性は多いはず。勇気を出して飛び込んでほしい」とエールを送る。
オーガニック米粉シフォンケーキが人気の「縁,s cafe」の大島妙子さんは栄養士の資格を持つ。SNSで知ったことをきっかけに、同キッチンの門を叩いた。来年1月には同キッチンを拠点とした店をオープン(毎週日曜午前9時から販売)予定。大島さんは「今からワクワクしています」と期待に胸を膨らませる。
乳製品・卵・白砂糖不使用の菓子を手掛ける「inaho smile」(イナホスマイル)のドベリ 美穂子さんは、カナダ在住時に食事療法で自身の不調が改善されたのを機に、療法の資格を取得。植物性の材料を使った料理教室を開いていたが、さらなるステップアップを求めて入会した。「お仕事につながってうれしい」と話す。
多角的な活動が可能に
早田さんは「会員の皆さんは時間を工夫して作業しています。レンタルキッチンで作り販売し、教室も開けるといった多角的な活動に魅力を感じてくれています。やってみたいという気持ちだけで終わらせず、次のステップにつなげようと頑張る姿勢が素敵です」と話している。
同キッチンでは会員の商品販売会を毎月第4金曜開催。午後2時〜4時30分。(問)早田さん【携帯電話】090・4423・2011
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