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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2022.12.02

助け未来21が1周年
虐待の被害者に寄り添う

  • パンフレットを持つ西さん

 市内在住の西かほりさんが、虐待で傷ついた人の心を癒す場を作ろうと昨年11月に立ち上げた自助グループ「助け未来21」が、このほど1周年を迎えた。

 虐待を受けた人が自分の気持ちを話せる場を月2回のペースで設けたほか、イベントで自身の体験談を語ったり、ラジオの配信やフェイスブックでの発信を始めた。西さんは「どう伝えたらいいかが課題ですが、被害者が実際にいることを漠然と知ってもらうだけでも意味があると思います」と話す。

 多くの人と会う中で、当事者が声をあげる難しさを感じたという。「私のように生き延びて笑顔で生きる人もいる。皆が自分事として捉え、オープンにし、いつかディスカッションできる場を作れたら」。

 会は毎月第1・3日曜、主に茅ヶ崎市勤労市民会館で実施している。西さんは「体調が良い時話せるタイミングで気軽に連絡していただければ」と話している。12月は4日・18日、1月は1日が元旦のため休み、15日のみ。(問)西さん【メール】tasukemirai21@gmail.com

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