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茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2023.01.13

地元写真家小林鉄斎さん
日本代表作品に選出
現代アートとのコラボ

  • 「ワールドフォトグラフィックカップ」の「イラストレーティブポートレート」部門で日本代表作品となった組作品「龍神誕生」の中の1枚=写真/小林鉄斎、からだ絵/岡田嘉則、ヘアメイク/夛田夢華

 茅ヶ崎在住の写真家・小林鉄斎さんの作品がこのほど、プロ写真業界で「写真の世界大会」とされる「ワールドフォトグラフィックカップ」の日本代表に選ばれた。小林さんの作品の選出は2021年以来、2度目。

 選出されたのは、スタイリング、クリエイティブな表現、大がかりなメイクや小道具を使用した作品が対象となる「イラストレーティブポートレート」部門。選ばれた作品は3つの写真で構成される組作品「龍神誕生」の中の1枚で、中国の思想による守護神・五龍神の一つである青龍が誕生し、その場で起き上がるまでの間の覚醒するシーンを切り取っている。構想から完成までにおよそ1年を要した。

 作品は写真と絵画の中間のような特殊な技法で写し出されたもので、 現実と非現実の両面を表現している。小林さんは19年頃からこの技法による作品づくりに取り組んでいるが、この技法を軸に作品を手掛ける例は日本では珍しいという。

 制作に当たっては同じ茅ヶ崎在住の芸術家・岡田嘉則さんがモデルの女性の身体をキャンバスに見立て、日本画的な画風による「からだ絵」で龍を描写。巧みな陰影により、龍の高い質感を生んだ。小林さんは全体の構図に龍の女性を調和させ、一体感のある作品に仕上げている。

「日本の写真文化に一石を」 

 小林さんはこの作品を世界大会に発表したことについて「日本の写真文化に一石を投じたかった」と明かす。

 小林さんは「日本で写真はあくまで鑑賞するものという位置づけだが、海外ではアートとして正当な対価が支払われている」とし、「作品に付加価値を付けることの重要性を感じている」とする。そして「写真はアートであることを文化の薫るまち、この茅ヶ崎から発信していきたい」と意欲をのぞかせた。

 作品は今後、市内でも展示を検討している。

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