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茅ヶ崎・寒川 スポーツ

公開日:2023.05.19

ソフトボール
合同チームが湘南地区制す
梅田・萩園・鶴が台中

  • 優勝を決め笑顔の選手たち=提供写真

 湘南地区春季ソフトボール大会が4月29日と5月3日、藤沢市内で行われ、梅田中・萩園中・鶴が台中の3校合同チームが優勝した。

 「事前に一緒の練習はほとんどできなかった」という同チームだが、初戦で大庭中・高倉中B合同チーム(藤沢市)に33対0で勝利を収めると、続く2回戦では滝の沢中(藤沢市)と対戦。強打を誇る相手に毎回ランナーを背負う苦しい展開となったが、3失点に抑えると「つなぐことを意識した」という打線が少ないチャンスをモノにして11対3で勝利し、勢いに乗った。

 準決勝では、序盤は相手の先発左腕を打ちあぐねたものの、終盤に得点を重ねて7対4で湘洋中(藤沢市)を下し、決勝では先制を許すも3、4、5回に集中打をあげて高倉中(藤沢市)に12対1(5回コールド)で快勝して湘南地区の頂点に立った。

 部員数の関係などから合同チームを組むことになった3校。萩園中顧問の遠藤みき教諭は「最初はお互いに遠慮していたが、各校の3年生が中心となって声をかけ合ったり下級生の指導をしたりして、試合を重ねるたびにチームらしくなっていった。大会を通じて子どもたちの成長が見られた」と話していた。

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