4年ぶりとなる景能祭(同実行委員会主催)が14日、円蔵神明大神宮境内を会場に開催された。
同祭は円蔵一帯を統治した大庭景能(かげよし)(景義)公を偲ぶ祭りとして2002年から始まったが、20年以降、コロナ禍により3年連続で中止に。今回が21回目の開催だった。
これまでは式典のみ行われていたが、歴史活動グループの鎌倉もののふ隊の協力を得たことから委員会で検討を重ね、祭りの内容をさらに充実。景能公を主人公とした奉納演劇、当時の衣装をまとった総勢50人による武者行列、景能公の知識を深めるための座談会の3つの催しを加えたものとして初めて実施された。
行列では「エイエイオー」の掛け声のもと、祭ばやしを先頭に参加者が円蔵地区内を約1時間かけて練り歩くと、境内ではエキストラで参加した住民も交えて演劇を実施。終了後、円蔵地区の歴史に詳しい小室正明さんによる座談会で景能公について学んだ。
同委員会事務局長の古知屋智彦さんは「絶望的な天気予報をひっくり返し、武者行列、演劇を無事に開催できたのは雨祭りで有名な円蔵では奇跡。皆様に感謝したい」と喜びを口にした。
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