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茅ヶ崎・寒川 スポーツ

公開日:2023.07.28

サーフィン
高井さん日本1位に貢献
モルディブのアジア大会で3位

  • 現地での高井さんのライディング=アジアサーフィン連盟提供

 鶴嶺中学校3年の高井汰朗さんが7月8日から17日にモルディブで行われたアジアサーフィン選手権に出場し、U―18クラスで3位、オープンメンクラスで5位の活躍を見せ、日本の団体優勝に貢献した。

 男女4人ずつの日本代表「波乗りジャパン」に選出され、アジア各国の代表と競った高井さん。モルディブでのサーフィンは初めてで、8フィート(大人3人分ほどの高さ)の波で、流れが速く浅い所で波が割れる難しいコンディションだったが、「ファンウェーブだった」と振り返る。

 「なるべく多くのメダルを獲る」と目標を掲げ、良い波を譲り合い、他国選手をブロックするなどチームワークも見せた波乗りジャパン。U―18クラスで高井さんは難なく勝ち上がり、決勝のラウンド6は日本人4人による対決に。日本国内を転戦する高井さんにとっては良く知った顔ぶれで、最年少ながら善戦しプロ2人に続いて3位となった。

 オープンメンクラスでは準決勝にあたるラウンド5で、またしても日本人3人とモルディブ代表1人での対戦に。良い波を掴みポイントを先行したが、ギリギリでモルディブ代表がチューブライディングを決めて逆転された。敗者復活戦となるリパチャージにまわり、5位に食い込んだ。

 結果、日本代表は計14個のメダルを獲得。団体でも1位となった。高井さんは「現地の波に、自分のサーフィンがフィットしていた。思った以上に良い成績を残せた半面、もっとやれたという悔しさもある。技術やパワーがまだまだ足りない」と課題を上げ、先を見据えている。

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