県政報告 パワーアップ神奈川! 神奈川県議会議員 永田てるじ
2018年の西日本豪雨、19年の台風19号による河川の氾濫など近年は台風による水害が多発しています。とりわけ、台風19号による被害では、茅ヶ崎市に沿って流れる相模川は氾濫こそ逃れたものの、上流の城山ダムでは初の緊急放流もありました。
関東大震災から100年を機に、私たちはいつ起きるかわからない大規模災害に備え、改めて一人一人の防災への意識・防災対策の向上を目指して取り組む必要があります。今回は市、県、それぞれの取り組みの一部を紹介致します。
相模川の堤防整備
私は、国が行う相模川の堤防の早期整備を求め、昨年の定例会で行った一般質問でも取り上げてきました。氾濫のリスクを軽減するためには河川の下流から上流の一体的な整備が重要です。国・県・市の浚渫(しゅんせつ)を適切に行い、その容量をしっかりと確保することが求められ、3者が一体となって取り組んでいくことが大切です。
そのためにも、相模川左岸(茅ヶ崎市側)の堤防の整備は必要です。現在、国道1号の上流区間の整備やJR東海道線下流区間の設計を行っていることから、県は国に対し更なる整備を訴えていく方針です。
神奈川県地域防災計画
神奈川県では、災害対策基本法に基づき、神奈川県防災会議が県の防災対策の根幹をなす総合計画である「神奈川県地域防災計画」を策定しています。
市町村が定める地域防災計画の指針となるもので、県、市町村、指定公共機関などが実施する、〇都市の安全性の向上、〇災害時応急活動事前対策の充実、〇災害時の応急活動対策、〇復旧・復興対策についての具体的な対策を定めています。
県は策定した防災計画にのっとって災害対策を進めつつ、財政支援を継続しながら災害時の情報の受伝達や迅速な応援体制の整備を行うなど市町村との連携を一層強化し、災害にさらに強い神奈川の実現を目指していく考えです。
マイ・タイムラインの作成
マイ・タイムラインとは住民一人一人のタイムライン(防災行動計画)を指します。台風などの接近による大雨で河川の水位が上昇する際、自分自身がとる標準的な防災行動を時系列で整理し、自ら考え、命を守る避難行動のための一助とするものです。市区町村が作成・公表した洪水ハザードマップを使い、想定される洪水リスクを知り、どのような避難行動が必要か、どんなタイミングで避難するのが良いのかを日常的に考えておくことが望まれます。県はマイ・タイムラインを活用した避難訓練の実施などの取り組みを行っており、住民の「逃げ遅れゼロ」を目指しています。
みんなの下水道(茅ヶ崎市下水道河川部)9月10日は下水道の日。9月4週にわたり、下水道の大切な役割をご紹介しています。 https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kurasi_gesuido/1045423.html |
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9月14~16日限定ブランチ茅ヶ崎ビアガーデン花板食堂ISHIKAWAは 美味しい焼き鳥・もつ煮・生ビール・生酎ハイをご提供!お楽しみに! |
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