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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2023.11.10

ペットの避難場所を確認
海岸地区で市内初の試み

  • 活発に意見交換した

  • ペット避難所を出入口に開設

 海岸地区まちぢから協議会と住民有志との協働による合同防災訓練が10月28日、東海岸小学校と第一中学校で行われた。災害時のペットの避難スペースを確認する催しも、市内で初めて実施された。

 同地区では近年、避難所の運営マニュアル作成などに取り組んできた。災害時、ペット同行避難は推奨されているものの、実際の避難所では受け入れ体制が整っておらず、課題になっていたという。

 こうした背景を受け、同協議会の防災安全部会部会では昨年からペットの専門家などを交えて勉強会を実施。今回初めて、実際にペットが避難できるスペースを設けて訓練を行った。

 ペットケージが並べられた東海岸小出入口には住民ら約20人と市防災対策課の職員が集まり、活発な意見交換が行われた。同部会長の山田秀砂さんは、「今後『ペット班』の設立を予定している。ペットの避難についての仕組みなどを整えていきたい」と話した。

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