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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2024.11.29

TOTOで防災訓練
職員約500人が参加

  • はしご車を導入し訓練が行われた=提供

 TOTO茅ヶ崎工場で11月12日、地震火災想定訓練が実施され、同社社員約500人と茅ヶ崎市消防本部から約30人が参加した。

 市が事業所とともに訓練を行うのは3回目。火災が発生しやすくなる時期を迎えるにあたり、予防意識を一層高めるための啓発活動の一環で、同社社員の避難訓練と「自衛消防組織」の強化を図ることを目的として行われた。

 自衛消防組織とは、火災及び地震などの災害時の初期活動や応急対策を円滑に行い、建築物の利用者の安全を確保する組織。ある一定規模の事業所では設置が義務付けられている。同社では安否確認を行う通報連絡隊、消火活動を行う消防隊、負傷者の救護などを行う総務隊、119番通報する警備隊で編成されている。

 当日は地震発生後の火災を想定し、同組織による救助活動を実施。今年消防本部に導入されたはしご車も登場し本格的な訓練が行われた。

 事業所からは「消防との連携で緊張感のある訓練となった。継続して行いたい」という声があがり、市は「災害が起こった時に迅速に対応できるよう、訓練を続けていきたい」としている。

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