ちがさき自民クラブ
茅ヶ崎市から予算要望に回答
子育て施策や防災など９項目

佐藤市長から回答書を受け取りました

　ちがさき自民クラブが行った新年度予算への要望に対して、１月28日に茅ヶ崎市から回答がありました。以下に抜粋して紹介します。

【1】隠れ待機児童の解消

　完全な解消は困難だが、新たな施設整備が寄与出来ると考えている。希望に合致する保育所の選定を円滑にするため、情報提供や選択肢の拡大に取り組む。

【2】茅ケ崎駅南側の一時保育事業の整備の促進

　一時保育事業は、施設数が増加傾向にあり、令和５年に南湖に、令和７年度にも東海岸南に新設予定。今後も利用ニーズや施設の意向を確認しつつ、増加に努めたい。

【3】いじめ・不登校対策でＳＮＳ相談事業の充実

　電話や面接に加えＳＮＳによる相談が有効と認識しており、情報発信の強化や相談者に合った支援を研究していく。

【4】学童保育不足への対策

　令和６年４月時点で、待機児童が１９８人。その対応として学校施設を活用して３年生までを対象に夏季臨時保育を実施した。引き続き適切な手法を調査研究し、小学校ふれあいプラザの充実も検討していく。

【5】スポーツ施設の稼働率向上

　学校体育施設の有効活用を図り、地域スポーツ団体の活動場所として有効利用できるよう関係部局と連携していく。

【6】高速道路高架下の利用

　公園用地として未利用地を活用する方針だが、都市計画道路「藤沢大磯線」の未整備区間ということで国が管理をしているので中日本高速道路に移管協議が完了するまで困難となっている。

【7】自転車運転者のマナー向上

　交通安全教育を継続的に行うことが重要と認識しており、教育委員会や関係機関と連携してルール・マナーの周知啓発を一層強化していく。

【8】国道１３４号交差点の安全対策

　砂防林管理の作業車の出入りもあるため、海側の封鎖は出来ないとされている。砂防林管理者と交通管理者の意見を聞きながら、チェーン付き車止めポールの対策を検討していく。

【9】道路浸水・冠水対策

　気候変動の影響で１時間に50mmを超える短時間豪雨の発生が増加している。優先順位をつけた雨水管整備や避難対策を実施していく。