新江ノ島水族館は4月28日、2018年から22年にかけて各地で採取されたクラゲ2種について、新種「ミズタマスズフリクラゲ」と日本初記録種「カンザシスズフリクラゲ」と判明したと発表した。2種は同日から同館内のクラゲサイエンスで展示されている。
同館は20年、江の島で見たことがないクラゲを採取。同時期に高知県でも同じ特徴を持つ謎のクラゲが出現しており、黒潮生物研究所(高知県)と西海国立公園九十九島水族館海きらら(長崎県)との共同研究の結果、新種であったことが判明した。外傘に見られる白い粒々が水玉模様のように見えることから「ミズタマスズフリクラゲ」と命名したという。合わせて21年に同館が駿河湾で、海きららが長崎県で採取したクラゲが日本では確認されていなかった初記録種だったことも判明。見た目の様子から「カンザシスズフリクラゲ」と命名した。
担当者は「これからもクラゲ研究のパイオニアとして情報を積み重ねていく」と話している。
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