茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2025.09.26
近所のつながりで防犯・防災
寒川町在住の原田さんが発案
特殊詐欺や闇バイトなど、犯罪の手口が巧妙化する昨今。「まずは自分たちで何かできないか」と寒川町宮山在住の原田啓二さんは、手軽に始められる独自の防犯・防災ネットワークの周知を進めている。
現在、近隣の4世帯8人が参加するこのネットワーク。中心となっているのは、無料通信アプリLINEのオープンチャットだ。災害時の安否確認やインフラ状況の共有はもちろん、不審な訪問者や迷惑ないたずら電話といった、日々の小さな異変もリアルタイムに共有しているという=下写真。
また、メンバー全員に防犯ブザーの携帯を呼びかけている。もしもの時は130デシベル(救急車のサイレンがおよそ90デシベル)のブザーを鳴らし、近隣で応援のブザーを鳴らし合うとともに、即座に警察へ通報する体制を整えている。
原田さんは「以前は事件が多くて心配だったが、今では安心して暮らせている。近所付き合いもよくなった」と語る。
現在は周知活動に力を入れており、「今日から簡単に始められる対策だと思う。一人ひとりが意識を持つことで、地域全体の防犯・防災意識が向上してほしい」と原田さんは期待を込めた。
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