第34回寒川町公民館まつりの実行委員会委員長を務める 佐藤信(まこと)さん 小谷在住 76歳
仲間との結びつきを大事に
○…北部・南部公民館、町民センターで活動しているサークルなどが日頃の成果を発表する場として開催する「第34回寒川町公民館まつり」。開会式は持ち回りで、今年は北部公民館で行われる。自身は同館で生涯学習推進員会議会長として活動をしており、今回実行委員会の委員長も務めることになった。
○…「公民館で活動しているサークルの発表成果を見て、一緒にやってみようという人を発掘する場でもあります。会員や家族はもちろん、できれば今まで公民館と縁のなかった人にも来て欲しいですね」。今年の標語は『きずな社会 地域をつなぐ 公民館』。町民から公募し、実行委員会が寄せられた20作品から共感を多く得たものを選んだ。実行委員会で準備を進めている間にも、仲間との絆を感じることが多いという。
○…平塚で生まれ育った。小学生の頃はまだ戦時中で、父の仕事の都合で台湾にいたことも。寒川町に引っ越してきたのは1968年。現在は妻と息子夫婦らとの2世帯暮らしだ。孫の話をするときは目尻が自然と下がる。孫のテニスの試合を応援にいくこともあるそうだ。自身も中学時代にやっていたが、高校からは野球部に所属。勉強よりも体を動かすことが好きだった。「おかげで今も丈夫」と話す。60歳を過ぎて味覚が変わったというが、なんと「今では肉のほうが好き」なのだという。
○…生涯学習推進員となったのは8年ほど前。「北部は続けてくれる人が多いので、メンバーがあまり変わらない。イベントなどのときに手伝ってくれる協力者もいて、横のつながりが深い」という。こうした活動のほか、住民有志からなる小谷地域防犯安全パトロール隊の隊長や、小谷小学区子ども見守り隊の隊員としても活動している。常から心がけていることは、人とのつきあいを大切にすること。「寒川に住んでから、良い人とのめぐり合いがたくさんあったよ」と笑った。
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