ぎふ清流国体空手道競技・成年男子形個人戦で3位に入賞した 金井 隼人さん 一之宮在住 21歳
一生空手に係りたい
○…岐阜県で開催されたぎふ清流国体の空手道競技に神奈川県代表として出場。成年男子の形個人戦で並み居る強豪を抑えて見事3位という成績を収めた。「関東大会の上位3人が国体に出場できるのですが、まさか自分が出られるとは思っていなかったので、ましてや国体で3位になったことは本当にうれしい。信じられないと思った」と満面の笑みを浮かべる。
○…空手との出会いは小学校1年生の時。両親に連れられて剛柔会相模館の道場を訪れたのがきっかけだという。「あまり覚えていないのですが、自ら空手を習ってみたいと言ったらしいんです」と少し恥ずかしそうに話してくれた。高校も県下で一番強いといわれる横浜創学館高校に入学。大学でも体育会空手道部に所属する。空手がイヤになったことはという少し意地悪な質問にも「小学校でも高校でもありました。でも負けず嫌いなんです。一度下に落ちたら後は上を向くしかない、そう思ってここまできました」ときっぱり。
○…一之宮小、寒川中と寒川で育ち、現在は神奈川大学の4年生。就職はとの問いには「実はあまり就活していないんです」と少し困った表情も見せる。とにかくスポーツが好きで双子のお兄さんとよくキャッチボールやサッカーなどをするという。実は空手をここまで続けてこられたのは、このお兄さんのお陰だという。「兄も同じ剛柔会相模館にいて自分にとって兄は一番の仲間であり、ライバルです」。お互いを尊重し切磋琢磨する様子が目に浮かぶようだ。
○…夢は「一生空手に係わり続けること。そして小さな子どもたちに空手を教える教室のようなものができればと思っています」と目を輝かす。今一番してみたいことはスカイダイビングやバンジージャンプだとか。「なぜか高いところがすきなんです」と21歳らしい等身大の笑顔で答えてくれた。両親と兄の4人家族。一之宮在住。
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