20周年を迎えたフジ企画を主宰する 西島 ふじ子さん 岡田在住
何をするにも一生懸命
○…料理教室、歌謡教室、歌手デビューと自身の活動母体となるフジ企画が20周年を迎えた。「皆様のご支援、ご協力により、ここまで活動を続けることができました。私にとって大きな節目となり、20周年記念のイベントを行うことになりました」と話す。11月20日に多彩なゲストと多くの参加者を集め、茅ヶ崎市民文化会館で『フジ歌謡フェスティバル』を開催することになっている。
○…青森県八戸市生まれ。高校を卒業し東京で栄養学を学ぶ、その後栄養士として小学校、病院等に勤務。この間、結婚を機に寒川へ。一之宮小での栄養士を振り出しに、寒川での人の縁を紡ぎ始める。その後自宅で料理教室を開くなど、地元での活動が活発化。ここまでは、現在の歌謡活動とはまったく無縁の日々を過ごしていた。
○…何事にも前向きで一生懸命。その反動が来た。「転機になったのは、病に倒れたときでした。2ヵ月の入院加療で奇跡的に回復したのですが、医師から『何か別のことを始めたほうがいい』といわれ、それで…」。思わぬところから始まった歌謡活動。作曲家の舘岡一郎氏に強引に頼み込んで師事することになり、猛レッスンを経て歌手活動が実現。しかし、デビュー曲『見返り橋』を引っ提げて、さあプロモーションをという矢先に同氏が急死。ここでも舵を切ることになってしまった。
○…そして立ち上げたのが『フジ歌謡サロン』。いまでは大箱で盛大に開いているカラオケ大会も、最初はスナックの貸切からコツコツ続けた。何でもこなしてしまう原動力は「自分でやることの面白さ、達成感に満たされる喜びは何にも代えられない」と笑顔を輝かす。持前の明るい性格が人を呼ぶ。何より夫と一男一女、家族の協力は一番のパワーの源だ。「娘には『人を巻き込み過ぎだ』と怒られます」と笑う。20周年イベントは8時間超のロングラン。これも笑顔でこなす。
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