神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
寒川版 公開:2015年5月1日 エリアトップへ

5月10日(日)に里山公園で臨時開院する「おもちゃ病院・にこにこ」の代表を務める 瀬川 貢さん 茅ヶ崎市円蔵在住 71歳

公開:2015年5月1日

  • X
  • LINE
  • hatena

修理で笑顔を大量生産

 ○…おもちゃの点検を行いながら「こういうのが楽しくてね」とにっこり。茅ケ崎里山公園で毎月第4日曜日の定期開院のほか、10日開催の「里山公園まつり」にも臨時開院する「おもちゃ病院・にこにこ」の代表を務める。メンバーは3組の夫婦。「うちの奥さんは受付嬢とナースを兼務。修理の待ち時間に子守りもするから、保育士でもあるかな」

 ○…兵庫県で生まれ育ち、高校卒業後に大手食品メーカーへ就職。工場で生産管理を行った。その間、ボイラー1級などの免許を取得。「昔から機械いじりが好きでね。買ったバイクを分解したこともあったよ」。4歳年下の後輩と社内結婚し、2人の子に恵まれた。横浜の本社に転勤となり茅ヶ崎へ。上司から「茅ヶ崎か辻堂がいい」と薦められた。「茅ヶ崎を選択して良かった。温暖で、みんなが優しくて、穏やかでね」

 ○…定年後、まずチャレンジしたのはカメラ。写真教室に1年半通い様々な作品展に応募したものの入選は1度だけ。そんな時「おじいちゃん、おもちゃ壊れちゃった。直せる?」と困った顔で孫から相談された。関西に住み、年に2回程度しか会えない孫娘のために頭をフル稼働させ奮闘。見事修理してみせた。「これだっ」。すぐにインターネットでおもちゃ修理資格である「おもちゃドクター」を調べ、免許を取得。「現役時代のコンピューター操作が役に立ったね」とにっこり。「でもね、おもちゃ修理工として腕を振い、子どもやママさんの笑顔を見られることが一番」。おもちゃを手にした子どもの姿にさらに目じりを下げる。

 ○…最近の趣味は「妻と行く旅行」。圏央道が開通した3月には、寒川南ICから圏央道を通り、中央道を利用して河口湖へ小旅行したそうだ。「今が一番楽しい。夢は『開業医』」。自宅の庭に工房であるオペ室も作った。自宅で開院を夢見るこの病院は、笑顔を大量生産できる「にこにこ工場」にもなりそうだ。

はしもと修一町政報告会を開催

5月12日(日)寒川町南部公民館で10時半〜正午。ご参加無料

<PR>

寒川版の人物風土記最新6

奈良 英俊さん

3月19日付けで茅ケ崎警察署長に就任した

奈良 英俊さん

茅ヶ崎市在勤 57歳

4月26日

深澤 文武さん

4月1日付けで寒川町副町長に就任した

深澤 文武さん

小谷在住 59歳

4月12日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市在住 60歳

3月29日

大澤 文雄さん

瑞宝双光章を受章した元寒川町教育委員会教育長

大澤 文雄さん

倉見在住 72歳

3月15日

内村 徹さん

中学生硬式野球チーム「湘南茅ヶ崎ボーイズ」を初の全国大会に導いた

内村 徹さん

寒川町在住 41歳

3月1日

山田 仁子さん

県のなでしこブランドに認定された「PonCha」を手掛ける菱和園の代表取締役

山田 仁子さん

寒川町内在住 52歳

2月16日

あっとほーむデスク

  • 2月18日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook