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寒川版 公開:2018年1月12日 エリアトップへ

茅ヶ崎遊技場組合の組合長に就任した 藤江 幸王(さちお)さん レオ株式会社代表取締役 48歳

公開:2018年1月12日

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地域に根差す娯楽文化に

 ○…茅ヶ崎・寒川のパチンコ・パチスロ店13店舗が加盟する茅ヶ崎遊技場組合。これまで地域の防犯活動への協力や、福祉施設の児童に夏休みの思い出作りを提供するなどの社会貢献活動を実施してきた。「どれも地域を良くするために誰かが取り組んでいかなければならないこと。組合の活動が自分の理想と合致していて、やりがいがありそう」と組合長を引き受けた。

 ○…横浜市出身。ホテルやレジャー施設を営む家系に育ち、自身も「将来は父たちのリゾート開発を手伝いたい」と大学、大学院で海洋建築工学を学んだ。卒業後は海洋リゾート開発を進めるゼネコンへ。ノウハウを学ぼうと意気込んでいた矢先、景気の悪化で部門が閉鎖された。間もなく阪神淡路大震災が発生。神戸で復興工事に携わり一段落ついた時、父の頼みで遊技場の運営を手伝うことになった。「ところがそれまでパチンコで遊んだことが無かった。お客さんに教えてもらいながら働いていた」と頭をかく。30代前半で会社を継ぎ、4年半前に茅ヶ崎に「GA王」を開店した。

 ○…「サザンや海が好きなので、茅ヶ崎はあこがれの地だった」。人のつながりが強い地域と感じたことから「親しみをもってもらえる店になろう」と決意。海の家をイメージした店づくりから始まり、着ぐるみの制作や顔出し看板の設置、店舗2階に整体院を設けるなどのユニークなアイデアを次々と考案し実行してきた。実は「ものづくり」が好きで、学生時代は自主制作映画を作って学園祭で披露したことも。最近は夫婦でDIYにはまり、自宅には奥さんと作った家具が並んでいるという。

 ○…近年の業界を取り巻く厳しい環境を前に「地域に娯楽を提供する文化の一つとして継続していきたい。そのために自分たちに何ができるか。地域貢献活動などをきっかけに、こちらから積極的に近づいていくことが必要」と自身の信じる方法で困難に立ち向かう。

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