神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
寒川版 公開:2019年8月23日 エリアトップへ

ニュースキャスターやイベントMCなどとして働く 杉崎 桃子さん 寒川町在住 21歳

公開:2019年8月23日

  • X
  • LINE
  • hatena

プロは静かに技磨く

 ○…J:COM小田原でキャスターを務め、担当する地域ニュースはネットで全国配信中。視聴者から見れば「ごく普通」の20分間に、報道人としてのこだわりが凝縮している。姿勢、目線、まばたき回数、語り口も早すぎず遅すぎず、分かりやすく。カメラの向こうには無数の視聴者がいる。固有名詞一つひとつの発音を確かめるため「アクセント辞典」は手放せない。原稿を読むだけではなく、聞き手になることも。報道スタジオにとどまらず、都内のレジャー施設や競輪場のイベントMCとしてマイクも握る。

 ○…小学生の頃から声優など「喋る」仕事に憧れ、中学・高校も放送委員会に所属。自習と称してコメダコーヒーに入り浸り、友達と何時間も喋り尽くしたのが懐かしい。その後アナウンスの専門学校を卒業。つい最近までFMヨコハマのリポーターも務めた。県内各地で中継し、大食い大会にも参加。「真冬の滝行はできるか」と言われると反射的に首が縦に動いた。「滝つぼは入ったら慣れました。出た後が寒いんです」と目を細めた。体を張った仕事でも、両親も祖父母もリスナーに徹し「行きたい道へ」と背を押してくれた。

 ○…仕事で通う都内のビル群から寒川に帰ると、空の大きさを実感する。季節は、中央公園が桜に包まれる春が好き。オフは家でアニメに没頭する。トップを目指すアイドルたちの物語で、DVDを20本以上秘蔵しているらしい。「癒されますね。キャラクターを応援したくなるし、心の安定剤です」。その翌日、電車に乗り込んだ瞬間、中吊り広告を探してしまう。化粧品やレジャー施設、マンション。欲しいのではない。「どうナレーションしようか考えるんです。もしこれが動画CMだったら」。伝えるプロとしての、覇気が垣間見えた。

MADOショップ平塚真土店

断熱窓リフォームに、今年も国から補助金あり!

http://kobayashikenso.co.jp

<PR>

寒川版の人物風土記最新6

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市在住 60歳

3月29日

大澤 文雄さん

瑞宝双光章を受章した元寒川町教育委員会教育長

大澤 文雄さん

倉見在住 72歳

3月15日

内村 徹さん

中学生硬式野球チーム「湘南茅ヶ崎ボーイズ」を初の全国大会に導いた

内村 徹さん

寒川町在住 41歳

3月1日

山田 仁子さん

県のなでしこブランドに認定された「PonCha」を手掛ける菱和園の代表取締役

山田 仁子さん

寒川町内在住 52歳

2月16日

中島 淳一さん

「江ノ電沿線新聞」への連載などを通じ地域の地蔵の伝承に努める

中島 淳一さん

藤沢市在住 67歳

2月2日

下里 宏規さん

2023年度第41回神奈川県優良産業人表彰を受賞した

下里 宏規さん

下里自動車株式会社代表取締役 64歳

1月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月18日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook