Forza! Bellmare 守りきった1点 2カ月ぶりのホーム白星
リーグ再開後負けなし、前節は試合終了間際に逆転勝利して波に乗る鳥栖を迎えた第12節−。
1週間前にプロ初ゴールを挙げた高山をスタメンに起用して攻撃の活性化を図りたい湘南だったが、開始からしばらくは鳥栖の果敢な攻撃に守る展開。セカンドボールを奪ってはシュートを狙う鳥栖に肝を冷やす場面もあったが、西部を中心に安定した守備で守りきると41分、相手陣内で高山からアジエルとつなぎ、最後は永木が決めて先制。前半を1対0で折り返す。
湘南サポーターに向かって攻める後半は、ドリブル突破から幾度となくチャンスを作り出し、スタジアムを沸かせるがラストパスを相手に阻まれ、後一歩で得点に結びつけることができない。サポーターが待ちわびるゴールは奪えなかったものの、90分間攻守にピッチを駆け回る巻の懸命な姿は、勝利に対する熱い思いが十分に伝わるものだった。
湘南は再開後の5試合はこれで2勝1敗2分。得点、失点はいずれも1点以内で、大勝も大敗もない。いまひとつ噛み合わない選手間の呼吸が整えば、今季の湘南は非常に見応えあるサッカーを見せてくれそうだ。
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