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平塚・大磯・二宮・中井

公開日:2013.08.29

タウンレポート
平塚の味をブランドに
「湘南バーガー」JCらが開発

  • 湘南バーガーをPRする、平塚JCの新堀理事長(左)とプロジェクト委員長の上田さん

 食を通じたまちおこしに向け、平塚青年会議所(平塚JC・新堀将一理事長)が地元団体らと連携し、地場の食材を使用した「湘南バーガー(仮称)」を開発した。9月1日、平塚競輪場で行う湘南グルメグランプリでお披露目。平塚JCのホームページでレシピも公開し、飲食店での提供など幅広い活用につなげていく。



好評のパン生地学校給食に活用も

 平塚の特色を打ち出した商品を生み出そうと、市内の企業や飲食店、平塚農業高校などと立ち上げた「ブランド創造プロジェクト」が手がけた。歩きながらでも食べられるバーガータイプの商品を企画し、湘南グルメグランプリでのデビューを目指して、メンバーらの意見を取り入れながら試作を重ねてきた。



 完成した湘南バーガーは、平塚の特産として知られる小松菜と、大磯産のトマトを練り込んだパン生地が特徴。パンに挟むベーコンにはフリーデンが生産するやまと豚を使用し、七夕の短冊をモチーフにしたという。キュウリやパプリカ、グリーンカールなどの野菜が入ったサルサソース仕立てで、スパイシーな味付けだ。



 パン生地はメンバーからの評判も高く、市学校給食課職員と協議し、小学校給食での提供も目指している。



 パンの製造には、市内の知的障害者施設「サンメッセしんわ」と、大磯町の「かたつむりの家」が協力した。22日に両施設の入所者がサンメッセしんわに集まり、生地づくりから包装までの作業を担った。プロジェクトメンバーで、サンメッセしんわスタッフの中村公紀さんは「様々な団体とのコラボレーションから、地元ならではの商品が生まれた。他施設との交流も生まれありがたい」と、活動による波及効果を喜んだ。



 湘南バーガーは、グランプリ会場で500個を販売。1個500円。プロジェクト委員長の上田智寛さんは「地域の協力あってのブランドに仕上がった。平塚の魅力を感じられるバーガーとして、ぜひ召し上がってもらいたい」と話している。



 来場者の投票でグランプリを争うエリアでは、平塚市、大磯町の飲食店25店が自慢のグルメを出品する。午前11時〜午後3時。



 イベントの問い合わせは平塚JC【電話】0463・21・6474。

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