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平塚・大磯・二宮・中井 文化

公開日:2019.07.18

夏シラス漁上向き
小粒でも味濃く

  • 釜茹での後、水気を切られたシラス

 相模湾の夏シラス漁が好調だ。梅雨入り直後から不漁が続いたが、7月に入ると上向いた。連日の水揚げに地元漁師も安堵の表情を見せている。

 「例年6〜7月いっぱいはさっぱりだが、今年は好調。一回の漁で200kgを超える日もある」と話すのはシラス漁を営む丸八丸(千石河岸53の7)の杉山武さん。漁港近くに構える加工場では、スタッフ総出で朝どれのシラスの釜茹でやパック詰めの作業に追われていた。

 佳栄丸(千石河岸57)の府川佳男さんも「夏しらすは過去3年、大不漁が続いていた。潮の流れで好不漁が変わるので楽観はできないが、今年は期待したい」と話す。夏のギフトシーズンも重なり、直売加工場には市外からの来客も増えていると喜んだ。

 この時期のシラスは、小ぶりながら味が濃いのが特徴という。両船では生シラスや自家加工の釜揚げ、ちりめん、沖漬けなどの商品を店頭で販売している。

 問い合わせは丸八丸【電話】0463・22・7260、佳栄丸【電話】0463・22・6551。

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