平塚出身で血縁関係のある3人組インストバンド「笹本兄妹」が9月25日、八重咲町のライブバーWood Shopで観客10人限定のライブを行った。地元平塚では、およそ8カ月ぶりとなる公演で、3密回避、検温、換気などコロナ対策が徹底された。
長男の恭平さん(29・ドラム)、次男の健介さん(27・ギター)がマスク姿で登場し、フェイスシールドを着けた長女の真由さん(24・サックス)が楽器を構えると会場は一気にヒートアップ、歓声が沸いた。
7月に発表した初となるCD「DIFFRACTION」に収録された3曲のほか、新曲「SPILE」「Canada」などおよそ10曲を1時間にわたり披露。終演後「地元でのライブはどこよりも気合が入りますね」と3人は充実した表情で口をそろえた。
当初3月に同所でライブが予定されていたが、コロナ禍で中止に。しかし「いつまでも立ち止まるのではなく、一歩前へ出て人々にパワーを与えたかった」(恭平さん)と今回ライブを断行。Wood Shopの高橋浩店主(61)は「彼らの熱意に賛同した」と、開催を快諾した。
笹本兄妹は10月からCD制作に取りかかり、来年2月ごろをめどに新曲をリリース予定。今後について真由さんは「まだまだ笹本兄妹は進化していきます。平塚に元気を届けられるよう、頑張ります」と話していた。
CDやライブに関する問い合わせは【電話】0463・22・7560へ。
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