議会報告 コロナ禍の施策など市と論戦 「1年を振り返る」市議会議員 渡部 亮
新型コロナウイルスの感染拡大に大きな影響を受けた令和2年度でした。今回は1年間の議会活動を振り返り、ご報告させていただきます。9月と12月の本会議で質問に立ちました。
キャッシュレス決済の推進
ひらつか☆スターライトポイントでは高齢者などスマホを持たない方が購入できないといった問題がありました。新たな生活様式指導員や相談窓口の設置など情報格差の解消を求めました。
コロナ禍でも子どもの学びを止めない
学習の遅れを心配する声を受けて、1人1台タブレットの早期実現やWi-Fi環境が整っていない家庭への貸出用モバイルルーターの確保を求めました。
公共空間の有効活用
市役所にキッチンカーを出店できないか質問しました。飲食店には経済支援になり、利用者には美味しいテイクアウトが楽しめ、さらには市には家賃収入が見込める「三方よし」の政策です。
新年度に向けて
〇令和3年度一般会計は902億4000万円として過去最大規模ですが、近年最も税収の少ない一年となりそうです。
〇3月末にはタブレットが1人1台配布される見込みですが、早く整備できた学校は準備を始めているのに、整備できていない学校は手をつけられません。また教員個々のICT活用指導力に任されるため、教員をサポートする研修や教育格差が生まれないような体制づくりを要望します。
〇また、平塚市は近隣自治体と比べても公共施設が多く、68%が31年以上経過しており、老朽化が深刻な問題です。本当に必要な施設を残すためには統廃合はやむを得ないと考えますが、市は公共施設等総合管理計画の目標値を4%から1・5%に下方修正しました。問題を将来に先送りしただけです。公共施設の統廃合、再編についても、注視していきます。
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