企業や家庭で出る余剰食品を必要としている人に届け、食品ロスを解決しようと活動する「NPO法人フードバンクひらつか」(大関めぐみ代表)が給食のない夏休み期間に、子どものいる困窮世帯へ集中的に食料支援する「こども応援プロジェクト」を実施する。食品配布を強化するため、同団体では、企業や一般家庭からの食品の寄付を募っている。
お菓子も歓迎
寄付できる食品は未開封で、賞味期限が2カ月以上あり、常温保存が効くもの。白米や玄米、アルファ化米などの米や、飲料缶詰、瓶詰、乾物類、乾めん、粉ミルク、ベビーフード、レトルト食品、インスタント食品などを集めている。今回は、夏休みの子どもたちを応援するプロジェクトのため、お菓子も大歓迎だという。
コロナで利用者増加
代表の大関さんは、「コロナ禍でフードバンクの利用者は増加傾向にあり、配布するための食品が不足しています」と話す。
同団体が継続支援しているのは行政を通して手続きされたひとり親家庭や生活に困窮している家庭。支援を求める声は増え続け、平塚市内だけでなく、横浜や小田原など広範囲に渡り食品を受け取りに来るという。
「夏休みは給食もなく、子どもが家にいる時間が増えるので、お菓子を多めに渡してあげたい。多ければ多いほどうれしいです」と大関さん。食品は、直接持ち込みや配送のほか、同団体ホームページから通販サイト「Amazon」を経由して寄付する方法もある。詳細は同団体フェイスブックやホームページで確認を。
(問)同団体【電話】0463・79・5824(火・木・金午前11時〜午後4時)
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