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平塚・大磯・二宮・中井 教育

公開日:2022.03.31

江南生が神明中でSDGs授業
質の高い教育をみんなに

  • 中学生へ向けSDGsについてわかりやすく説明するゼミ生ら

 平塚江南高校(吉川亮校長)の「アクション for SDGs」のゼミに所属している2年生14人が3月22日、神明中学校(高橋浩也校長)を訪れ、2年生を対象にSDGsの関連授業「優しい地球の包み方」を行った。



 江南高校では「共創・探究」の授業の中で、20の研究グループに分かれて各分野の研究活動を行っている。



 同ゼミでは、SDGsの4の目標にあたる「質の高い教育をみんなに」から「多くの人に広めたい」と、神明中を卒業したゼミ生が同校に出前授業を打診。同中学も、人権教育の中でSDGsの取り組みをしていたことから快諾したという。



4チームが研究成果発表



 当日は4チームに分かれ、それぞれの研究内容を発表。質問タイムには、積極的に手を挙げる生徒の姿が多く見られた。発表を行った山下慈人さんは、「実際に発表してみると緊張したけど、中学生の真剣に話を聞く姿勢に助けられた。自分が発表したかった内容が伝えられたので良かった」と安堵の表情を見せた。



 発表の最後には、江南生から中学生へ高校生活に向けてアドバイスを送る場面もあり、「いろいろなことに興味をもって、中学校での経験を大切にしてほしい」と話した。高橋校長は「未来に向けて何をすればいいか届けてくれた。高校生が発表することで、生徒たちにとって身近に感じて聞きやすかったと思う」と話した。

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