平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2022.10.27
平塚市
使用済み筆記具回収
再生ペンの材料に
平塚市はパイロットコーポレーションと連携し、使用済みの筆記用具などを再生ペンの素材としてリサイクルするプログラムを開始した。同社が取り組む再生ペンの研究に協力するため、10月11日から市役所本館に回収ボックスを設置。来庁者や市役所職員からペンの提供を募っている。
同社では、2020年から社内で使用済みのペンを回収してリサイクルする活動を続けており、昨年からは都内の小売店で試験運用を開始。今年7月以降は学校関連にも取り組みが広がっている。平塚市役所での実施は東日本の官公庁関係としては初めてといい、同社が市内に工場を構えていることが縁となった。
回収箱は、市役所本館1階北東出入口の階段付近に設置されている。プラスチック製のボールペンやシャープペンシル、マーカー、修正テープ、包装材などが対象で、同社以外の製品や一部に金属が付属しているものでも構わないという。
市環境政策課によると、中央・北・西・南の各図書館でも順次開始する予定という。
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