井出さん（左）と笠署長
ライオンファミリーグループ（四之宮）の代表を務める井出隆夫さん（66・見附町在住）がこのほど、２０２３年度全国少年補導功労者表彰の栄誉銀章を受賞した。７月10日、平塚警察署を訪れ笠佳孝署長に報告した。
少年補導員は、警察と連携して少年の非行防止・健全育成活動に取り組むボランティア。平塚警察署補導員連絡会には最大定員の46人が在籍している。井出さんは25年間にわたり活動しており、３年前から同会の会長を務めている。
コロナ禍では、接触せずに活動する方法を模索。サイバー犯罪から子どもたちを守るためのＤＶＤを制作し、市内小中学校に寄贈した。井出会長は「コロナ禍での活動も評価してもらえたのではないでしょうか。これからも、子どもたちが警察のお世話にならないよう、まず補導員が警察と連携していきたい。居場所がない子どもに対してもフォローしていきたい」と話した。
笠署長は、同会が約20年前から中学校区ごとに補導員を配置していることについて、「今ではこの取り組みが県内に広がっている。先進性のある会」と称えた。
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