平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2023.11.30
災害時物流訓練に40人
地域拠点から避難所に配送
平塚市は11月24日、大規模災害発生時に支援物資の受け入れや避難所等への配送が円滑に行えるよう「災害時物流訓練」を行った。
訓練には市の地域内輸送拠点である平果地方卸売市場スタッフや県トラック協議会・平塚のメンバー、市災害対策課職員など約40人が参加。災害時に国からのプッシュ型支援で配送された物資を、地域内輸送拠点から避難所まで配送する一連の流れをシミュレーションした。同訓練は湘南地域では初めてという。
訓練は発災から3日後を想定。平果地方卸売市場(四之宮)で受け入れた飲料水や非常食などの物資、段ボール90箱分を大型トラックに積載し、避難所の太洋中学校(高浜台)まで配送した。同市場の猪俣芳昭社長は「災害はいつ起きるかわからないので物流のやりとりを体験できて良かった」と感想を話した。
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