平塚市寺田縄在住の二宮敏郎さん(70)が、秋の叙勲で瑞宝双光章を受章した。消防団長を10年務めるなど、長年の功績に対して贈られた栄誉に「消防活動を長くやってこられたのは家族や仲間のおかげ。皆さんに感謝を伝えたい」と話す。
二宮さんは1982年に地元の消防団に入団。2014年に第12代平塚市消防団長に就任し、今年3月に交代するまでの42年間、地域消防に力を注いできた。
消防団長を務めた中で様々な改革を行ってきた二宮さん。訓練時から消防職員と連携するなど、顔の見える組織体制を整えた。「顔見知りになることで、火災現場で消防隊員から指示を受けたり、手伝いを提案したりできるようになった。地域をよく知る団員だからこそ、被災した人に寄り添える場面もある。これからも地域の安全のために、けがなく頑張ってほしい」と後輩たちにエールを送った。
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