平塚・大磯・二宮・中井 コラム
公開日:2025.05.14
ベルマガ通信 4月29日ホーム湘南0-0福岡5月3日アウェー湘南0-4G大阪5月7日ホーム湘南0-1広島5月11日アウェー湘南2-0V東京
ベルマーレは攻撃に課題GWをきっかけにできたか
J1第13〜16節vs福岡、G大阪、広島、東京V
「ゴールデンウイークに弱い湘南ベルマーレ」。そんな声をSNSで見かけ、調べてみました。コロナ禍以降のGW開催の試合では、2勝4分5敗。確かに分が悪い傾向にあるようです。今年はどうだったのでしょうか。
アビスパ福岡戦では、約1年ぶりのホーム平塚でのスコアレスドローと悪くない結果に始まるも、続くアウェーのガンバ大阪戦では前半だけで4失点の完敗。我らが谷晃生選手(元ベルマーレ)のガンバ復帰戦に、町野修斗選手(元ベルマーレ)が前半だけで4得点の2023年をやり返されたような試合。
ホームのサンフレッチェ広島戦は、移籍した田中聡選手の凱旋試合でしたが、序盤のPK失点、田中聡選手も目立つことなく、湘南自体も低調なまま終わりました。
勝利なしで終わりそうなGW、直近6試合で1得点と攻撃力に大問題が起きており、GWに弱い湘南という印象を強めてしまいそうな状態で、アウェー東京ヴェルディ戦を迎えました。
前半はヴェルディのペースとなるも、ゼロゼロで後半を迎え、湘南が主導権を握ります。セットプレーでの得点をあまり見かけない近年の湘南ですが、コーナーキックから奥野耕平選手がJ1初得点。「ゴールは一生に一度かもしれない」と奥野選手が笑ったJ1出場124試合目の初得点は、フィールドプレーヤーとしては記録的です。
さらにアディショナルタイムには、ルイス・フィリッピ選手が湘南でのJ1初得点も記録。4月6日の名古屋グランパス戦以来の複数得点の勝利で、GWを締めくくりました。(ベルマガ編集長 有坂玲)
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