神奈川県は6月6日に令和7年度神奈川県県民功労者表彰の受賞者を発表した。社会福祉の分野では民生委員児童委員として活動する平塚市の橋本勢作さんと、二宮町の野谷美惠子さんが選ばれた。
後進育成を
平塚市新町在住の橋本さん(83)は2004年から松が丘地区担当の民生委員を務め、現在7期21年目を迎える。
民生委員児童委員は地域住民の相談相手として行政や専門機関につなぐ役割を担う。橋本さんは高齢者施設の紹介や、広報紙の作成、国勢調査の手伝いなど多岐にわたり活動してきた。「地域に何か役立てればという思いでやってきたので、表彰していただきうれしい」と喜んだ。
今年の12月には改選期を迎えるが、「現時点で委員の半分は高齢者で若手が少なく後進を育てないといけない」と橋本さんは話す。
「いろいろな人と触れ合えて勉強になるし、感謝された時は活力になる」と、やりがいを話し、新たな担い手を心待ちにしている。住み続けたいと思ってもらえるまちを目指して同委員として活動し続ける。
同賞は県の最高表彰の1つで今年で78回目。団体や地域の活動を通じて社会福祉や保健衛生、産業・経済などの各分野で長年にわたり活躍し、優れた業績をあげた人を表彰している。
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