平塚・大磯・二宮・中井 教育
公開日:2025.08.06
二宮町立一色小
無農薬野菜カレーで食育
地産地消の利点学ぶ
二宮町立一色小学校で7月14日、学校給食に無農薬野菜を使った夏野菜カレーが提供された。
二宮町の学校給食の取り組みの一環で、地産地消と食育推進のため、栽培期間中に農薬を使用しない地元産の野菜を取り入れている。
この日は、二宮産のタマネギに加え、ナス15kg、ピーマン13kgが地元農家から提供され、夏野菜カレーに調理された。同校の5年1組では、配膳されたカレーを食べた児童たちが「おいしい!」「もっと食べたい!」と喜んだ。
後藤凛子さん(5年生)は「野菜が柔らかくて、とってもおいしかった。自分が住んでいる二宮町の野菜だから、よりおいしく感じました」と話した。
生産者と交流も
給食時間中、栄養士による食育放送も行われ、地産地消の利点として、輸送コストが削減されて自動車による二酸化炭素排出量の削減など、環境面に良いことなどを学んだ。野菜を提供した農家の末永郁(かおる)さんは、無農薬栽培の虫への対策や、収穫の大変さが説明された。
末永さんは「おいしそうに食べる子どもたちの顔が見られたから良かった」と喜んだ。
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