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公開日:2025.08.15
県政報告
沖縄で継承担う若者を視察「平和は学びから」
神奈川県議会議員 米村かずひこ
今年、終戦から80年という節目の年を迎えました。この80年という歳月の中で、戦争の記憶は少しずつ風化しつつありますが、忘れてはならない過去が、私たちの足元にもあります。
ここ平塚でも、1945年7月16日の平塚空襲により市街地が焼け、多くの尊い命と生活が奪われました。
私は昨年、沖縄県那覇市にある株式会社「さびら」を視察しました。
「さびら」は、戦争体験者からの話を聞くだけでなく、沖縄戦や米軍基地問題に関連した現地を巡るフィールドワークや参加者同士のディスカッション、ワークショップを通じて沖縄の記憶を次世代へとつなぐ平和学習に取り組む企業で、20代から30代の若者たちが立ち上げた会社です。
沖縄の子ども達はもちろん、修学旅行に来た学生たち、議員視察や企業研修なども受け入れており、戦争の実相や命の大切さを伝える「体験学習」を行っています。
県内にも戦争遺跡まずは「知る」こと
神奈川県内各地にも、軍事施設跡や防空壕、空襲被害の記録や戦没者慰霊碑など80か所以上の「戦争遺跡」が存在します。
戦争を知ることは、平和を築く第一歩です。平塚でも戦争体験を記録し、学びとして伝えていくことが求められています。終戦80年を迎える今年こそ、地域の記憶に改めて向き合い、平和の尊さを次の世代にどう伝えるか、共に考えていきたいと思います。
米村かずひこ政務活動事務所
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平塚市明石町24-10
TEL:0463-67-1691
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